「東京海上日動」の太陽光発電の保険3つの特徴

2024年5月22日

比較・選び方

太陽光発電は発電時に二酸化炭素を排出しないので地球環境にやさしく、長期的には電力コストも削減できます。ただ、台風や落雷などの自然災害やソーラーパネルの故障など、さまざまなリスクも伴ってきてしまうもの。そういったリスクによる損害を軽減させるためにも、太陽光発電に対応した保険に加入することが大切です。とはいえ、保険に加入するには面倒なやり取りを行わなければいけないのも事実。ある程度の知識も必要になるので、自信がない人は保険契約まで含めて対応してくれるO&Mサービスを活用するといいでしょう。どのような保険を選ぶべきか悩んでいる人のためにも、今回は「東京海上日動」の太陽光発電の保険の特徴を紹介していきます。

■太陽光発電の保険とは…?

太陽光発電事業を行う上では、自然災害はもちろんのこと、ソーラーパネルの故障や事故、さらには盗難などからの損害リスクに備えておくことが大切です。また、予期せぬ事故や故障により太陽光発電システムが稼働できなくなった場合に、失われた収益を補償してくれる保険であることもとても重要。ただ、ここ数年は保険会社各社が太陽光発電の保険料を値上げしていて、損害額のうちの自己負担額である免責金額も引き上げています。そういった点もきちんと考慮しながら、最適な保険を選ぶようにしましょう。

■太陽光発電保険の必要性と選び方のポイント

自然災害による損害、ソーラーパネルや設備の故障、さらには機器やシステムの性能低下による収益の減少など、太陽光発電特有のリスクに対応した保険に加入することは必要不可欠です。損害補償の範囲や故障に対する補償条件などに加えて、発電システムの設置環境によって起こりやすいリスクに合わせた補償を選ぶべきでしょう。保険料や免責金額といったコストパフォーマンスを含め、適切な保険を選んでリスク管理をすれば、安心して太陽光発電事業を行うための基盤を築くことができます。

■東京海上日動の太陽光発電保険の3つの特徴

東京海上日動では、さまざまな種類の保険を取り扱っていますが、太陽光発電事業で起こり得るリスクに対応している保険としては、「超ビジネス保険」が挙げられます。自然災害や設備の盗難、機械的事故や破損事故などによる損害への補償を行ってくれる上、それぞれの状況に合わせた保険設計ができる点も大きいです。どのような特徴を持っている保険であるのか、3つのポイントを紹介していきます。

特徴1. 1つの保険でまとめて補償

事業活動を行っていく上では、さまざまなリスクも生じてしまうもの。それら全てに対応するのは大変なことですが、「超ビジネス保険」であれば、多様なリスクを1つの保険でまとめて補償することができます。
具体的には、「財産に関する補償」「工事に関する補償」「休業に関する補償」「賠償責任に関する補償」「労災事故に関する補償」を1つにまとめることが可能なため、補償の漏れや重複といった不安がなくなります。また、各種の保険ごとではなく、契約手続きも一本化できるので、大幅に手間を減らせるというのも大きなメリットといえるでしょう。

特徴2. 必要な補償を選択できる

事業の内容によって、必要となる保険は大きく変わってきます。「超ビジネス保険」では、さまざまな業種や事業に対応できる補償のラインナップが用意されていて、その中からユーザーが抱えるリスクや希望する補償にあった保険を選択して設計することも可能です。
さらに、各種の割引制度も充実しています。一例を挙げると、「財産に関する補償」「工事に関する補償」「休業に関する補償」「賠償責任に関する補償」「労災事故に関する補償」の中から2種類を契約すると3%割引、3種類以上で5%割引という“条項セット割引”があります。ほかにも割引制度はあるので、うまく活用することで保険料の軽減につながります。

特徴3. 見積もりや契約手続きが簡単

保険契約に関する見積りをたったの3ステップで簡単に依頼することができます。まず、業種と売上高(完成工事高)を申告します。すると、保険会社からそれぞれに合ったおすすめのプランが提案されます。そこにさらに自分の要望を加えて伝えると、最終的な保険プランの見積もりを提示してもらえます。
また、「超ビジネス保険」は1つの保険に各種補償をまとめることができるので、契約の手続きや契約後の管理も一本化してすっきりと簡単に行えるというのも重要なポイントでしょう。

■東京海上日動の太陽光発電保険はこんな人におすすめ

東京海上日動の「超ビジネス保険」の一番の特長は、なんといっても必要となるさまざまな補償を1つの保険にすっきりとまとめられること。「財産に関する補償」「工事に関する補償」「休業に関する補償」「賠償責任に関する補償」「労災事故に関する補償」の5つの中から自分の状況に合ったものだけを選択できるので、いろいろな補償を漏れなく細かく考慮しておきたい人にはピッタリの保険です。各保険や補償ごとにいちいち契約を交わす必要もないため、保険加入のやり取りに自信がなかったり、あまり得意ではなかったりする人にもおすすめですよ。

■保険適用までの流れ

東京海上日動における保険適用までの流れは、以下のような形になります。事故や故障などが起こった際には、まずは東京海上日動にすぐに連絡をし、事故の発生日時や原因などの詳細を報告します。次に、事故の発生原因や被害状況を細かく確認し合いながら、東京海上日動と打ち合わせを行います。場合によっては、現場での立ち会い検証を行うケースもあります。その後、保険金の請求資料を作成して提出します。できるだけ早期の保険金の支払いを望むのであれば、速やかに必要書類を提出することが重要です。そして、保険金請求内容の最終確認を行い、それを承認すると、契約内容に従って支払い金額が決定し、保険金が支払われます。

■まとめ

太陽光発電の保険を選ぶ際には、東京海上日動の「超ビジネス保険」も検討すべきではあるでしょう。ただ、自分で保険契約を行うことに不安があるのなら、保険会社とのやり取りや緊急時の対応、点検まで行ってくれるO&Mサービスもあるので、そういったサービスとセットで保険契約をするのがおすすめです。そもそもの保険選びの段階から相談してみるというのも一つの方法ですよ。

 

参考:
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/hojin/jigyo/cho_business/
https://hatsuta.co.jp/support/pdf/brochure/09.pdf

 

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